丸岡 凛。さんの作品
【2年A組共有ペット:『母』高阪君枝『娘』高阪瑞穂(仮題)】(1)
『…………ッ!!!!』
玄関に置かれたA4サイズの茶封筒を開封し、中身を覗いた君枝は、息を飲み尋常ではない汗を流し、膝をがくがくと震わせた。
…50枚は軽く超えるであろう厚みの写真束、その1枚1枚全てに目を覆いたくなる、一人娘『瑞穂』のあられもない痴態が鮮明に収められている。
その写真には…
教室内、机の上で全裸開脚し、自慰行為をさせられている瑞穂の姿。
陰毛は左半分だけを童女の様に剃り上げられ、制服姿の女生徒が囲みながらピースサインをしておどけている光景、、
犬の様な首輪を付けられ、全裸四つん這いで歩かされ、尻尾よろしく肛門に疑似ペニスを挿されている瑞穂の姿。まさに犬の様に片足を上げ、排泄をする姿…
恐らくクラスメイトであろう若い筋肉質な下半身…そこから伸びる怒張した男性器に囲まれ、
口一杯にくわえさせられ、左右の手で扱かさせられながら白い体液で制服を汚される瑞穂の姿…
君枝にとって何より衝撃的だったのは、この自宅で…娘瑞穂の部屋で撮影された写真であった。
毎朝登校時に迎えに来たり、しょっちゅう家に遊びに訪れる瑞穂の友人…同クラスの『百瀬紅音』『九条芙美子』『芦原園未』に性的いじめを受ける瑞穂の姿。
見慣れたベッドの上で髪を鷲掴まれ、同性の性器に顔をうずめている写真まであった…
君枝はショッキングな写真の全てに目を通す事なく、立ち眩みを起こしソファに突っ伏した。
『…ああっ瑞穂…嫌あっ…夢だったら、これが夢だったら、今すぐ…覚めてえっ』
君枝は朦朧とした意識の中で、繰り返し繰り返し微かに呟き、やがて深い眠りに堕ちていった…