みなぎさんの作品

奴隷になった女の子

服従(3)


 翌日、学校の隣にある公園に来るようかおりたちに言われていた。
トボトボと俯いて公園まで来るとミキがトイレの前でたって居た。
美海を見つけると手招きをしてトイレの前に来るよう合図した。
「遅い!あんたの為に来たのに待たせるなんて何様だよ!」美海の頬を思い切り抓り上げ、
トイレの中に引きずり込んだ。
「うっ、痛い…、ごめんなさい、許してください…」美海は昨日の出来事が脳裏に蘇り、恐怖と服従の心に
飲み込まれていた。
「そこで、服を脱ぎな、全裸だ、下着を着けてないか検査するから早くしろ!」ミキは美海の怯えた瞳を見て
支配者の優越感に浸っていた。
「はい…、」狭いトイレの中で体操服を脱いだ、上着を脱ぐとすぐにやっとAカップになった胸が露になった。
「はやく!」ミキの激が飛ぶ。追われるように短パンも一気に脱いだ、全身を舐め回す様に
冷気が美海の素肌を襲った。
 あぁ、こんな所で裸になってる、誰が来るか分かんないのに。こんなの変態じゃない、いやだよー、
許して、
美海の心は得体の知れない感情に浸っていた。
「あんた、よくこんなところで脱げるね、信じられない。」自分で命じておいて勝手なことミキが言った。
「体操服は預かるから、早く渡しな。」美海は躊躇いがちに体操服を渡す、受け取った体操服を無造作に丸めて 
バックの中に押し込め、変わりにセーラー服を出した。
「奴隷の分際でわたしに洗濯させるなんて何様よ、ちゃんとお礼をいいな、もちろん土下座して頭を下げるんだよ!」
ミキが調子に乗って美海をいたぶる。
美海はそれでも震えながら従った。
今まで汚いと忌み嫌っていた公衆トイレの床に土下座した。
反抗する心はすでに美海の心になかった。
「本当に馬鹿じゃない、こんな汚い床に土下座なんて、面白いから写真を撮ってあげるよ、かおりに見てもらうから。」
汚れた床に土下座し絶望に打ちひしがれた美海の表情を携帯に納め、
優越感に浸りながら美海の上にセーラー服を落とした。
慌てて受け取ろうとしたが間に合わず床にスカートが落ちてしまった。そのスカートを見て美海はハッした。
 そんな、ひどい…こんなの履いて学校に行くなんてできなよ、
「早くしないと、遅刻するよ、それから学校を休んだらすぐに写真をばらまくって言ってたから休まないほうがいいよ。」
スカートに呆気に取られている美海を残してミキは去っていった。
残された美海は途方にくれた。
しかし、時間的にも躊躇していられなかった。
遅刻すればそれだけ多くの注目を集めてしまう、休めばその時点で人生が終わってしまう。
美海はスカートを見つめ意を決した。
 仕方ないよ、着るしかないよ、仕方ないんだよ、でもなんでこんなに短いの…
美海が躊躇いながらも足を通したスカートは信じられない位短かった、流行といえ中学生のスカートは皆膝丈だ、
中には短くする生徒も居るが、それでもひざ上5センチ程度、美海の履いたスカートは
更に短くお尻がやっと隠れる程度しかない。
高校生でもこれ程のミニは居ないだろう。
上着を着たがこちらにも細工がしてあった、丈が短いのだ。
今までの丈ならお臍が余裕で隠れていたが普通にしていてもお臍が見え隠れしてしまう。
美海を絶望のどん底に落とすに十分な細工だ。
泣きながら美海は着替えた。残された道はすでに無い。
細工されたセーラー服とスカート着た、スカートを引っ張り何とか下げようよするがスカートが
下がるお腹が見えてしまう、周到な細工に眩暈がした。
手洗いにある汚れた鏡で自分を写して見た。
そこには小柄で幼いが均整の取れた中学生が立っていた。
健康的な足は太ももまで露出し、スカートとセーラー服の隙間から白いウエストが少し覗いている。
昨日までの普通に過ごしていた中学生活が夢のようで、これから自分がする行為が未だに信じらずにいた。
 こんな格好で行くの?みんなの前に出るの?男子は?友達は?先生は?
美海の脳裏に様々な疑問と不安が渦巻いた。
そのとき、カバンの中にある携帯からメールの受信音が流れた。
”早く来ないと、お仕置き!!”
かおりからだった。添付された写真は先程の美海が土下座している姿だった。
すでにミキがかおりの元に行き報告しているのだ。
写真がばら撒かれるのは時間の問題だった。
 あぁぁ、やっぱり行くしかないよ。仕方ないんだよ。
美海は恥辱の底で決心した。
しかし、美海のその決心がかおりにとってこの上ない快感である頃を知らなかった。

メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット