みなぎさんの作品

奴隷になった女の子

晒し者


普段と違う異質な空気が教室に流れていた。
その原因は明らかだった。
佐々木美海が騒然とした空気の中に居た。
公園のトイレを出ると美海は校門に急いだ。
小走りで急いだが、股間を擦り抜ける冷たい空気に、ノーパンである事を改めて知らされた。
 やだ、見えちゃう、でも急がないとお仕置きされちゃう。いそがなきゃ!
「おーぅ、すげーミニ!!誰だ!!」
「見えるんじゃねー!?」
すれ違う男子生徒が声を上げる。
 うそ!!やめて!!こんな格好、もうやだよ。恥かしい…
スカートの裾を押さえながら、美海は生徒たちの間を縫うように擦り抜けた。
昨日まで何気なく通っていた通学路が、今の美海には地獄への一本道に感じられた。
校内に入ってからは恥ずかしさが増した。
下駄箱の前で上履きに履き替えるときなど、男子が屈み込んで覗いているのが分かる。
しかし美海に躊躇っている余裕は無かった。
スカートを抑えながら必死にガードし上履きに履き替えてその場を去った。
「惜しかった!もう少し!!」
「あいつ、パンツ履いてないんじゃねー」
そんな男子の声が聞こえてきた。
教室の前ではクラスメートが思い思いに雑談していた。それでも、美海を見つけると、
「佐々木さん、なに!!そのスカート!!」
「美海!!どうしたの!」
クラスメートが吃驚するのも当然だった。
普段から口数が少なく大人いい美海が、突然大胆なミニスカートで登校するなど考えられなかった。
しかもお尻が見えても不思議で無いほど短い。
美海は恥かしさに真っ赤になりながら席に急いだ。しかし、
 え!!何で?私の席は?
美海の席には他の生徒が座っていて、授業の準備をしている。
「美海って、そんなに大胆だったの?知らなかったー」
「え、でも、その席は私の…」
「田中さんが変われって言ったの、仕方ないでしょ。」
彼女もかおりには逆らえない、いや、彼女だけでなく教師を含め彼女に逆らう物は殆ど居ないのが事実だった。
そして彼女が元に居た席は田中かおりの隣だった。
かおりがこちらを見ながら微笑んでいた。
美海は肩を落とし歩いて行った。
これから始まる事は紛れも無く美海にとって最悪の時間になることが確かだった。
「遅かったじゃん、休むかと思ったのに残念。その方がおもしろいのに。」
かおりの前に力なく立った美海に、かおりが言った。
「そんな、こんな恥かしい格好、やめてください…」
「そう、でも男子なんか喜んでるよ。ほら!」 
かおりがうな垂れる美海のスカートを捲り上げた。
「きゃ!」
思わず叫び、その場にしゃがみ込んだ。
その途端、いきなりしゃがんだ為、スカートがまくり上がり美海のお尻が露わになった。
美海の叫び声で皆が一斉に注目し、何人かが、真っ白なお尻を確実に見たのだった。
「うそー、履いてないの?」
「マジ!ノーパンかよ!!信じられねー!!」

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