のっぽさんの作品

嫌悪感3


「え?何」「こいつ何でも言うこときくらしいよ」「マジでぇ」
男子達はコソコソと相談しています。
私は大切な何かを無くしてしまったような気がして絶望感からなのかもう何も考えられなくなっていました。
ただ、この状況から逃げたい一心で。
「なぁ、おしっこの穴ってどこなの?」
「俺ら馬鹿だからわかんないんだよね」
「これで今日の授業おわりにするから」
私にとっては想像もつかないような事をいわれたので当然のように拒否しました。
「そんな事できない」
「あっ?てか何でもするって言ったじゃん」
「んじゃー続きやるか」
沈黙の時間がすごく長く感じらっれましたが、一人の男子が私の大切なところを触ろうとしてきたので
耐えられず小さな声で言いました。
「おしっこします」
羽交い締めにしていた男子が私を子供がおしっこする時のような恰好で持ち上げます。
私は恥ずかしくて両手で顔を覆ってしまいました。
「うわっ、出た」
「きったねぇーっ」
「へぇーあそこから出るんだ」
男子達は一点を凝視しながら大騒ぎです。
その声の中から私を絶望に落す音が聞こえてきました。
「カシャッ☆」携帯電話のカメラで撮影されてしまったんです。
「いやぁあ、やめて、やめて」
「てか、後で俺ら復習もしたいから写メ撮っておいたほうが良いかと思って」
「じゃー今日の授業は終りにしよっか」
そういうと男子達は私を残して帰っていきました。
私は慌てて服をなおし公園の水道で顔を洗って何事も無かったように家に帰りました。


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