tikoさんの作品

実験の館10


 ふと気づくと、ミカは狭い部屋のベッドに寝ている事に気がついた。
上体を起こそうとしてはじめて、手足がベッドにくくり付けられているのが分かり、先ほどの悪夢を思い出した。
仲の良い後輩に、自分の卑猥なオマンコと、クリトリスへの執拗な責めでイき果ててしまった
自分を見られたのだ。
一体ここはどこなのだろう?
自分はどうやらあの後眠ってしまったようだった。
そして頭を起こし自分の体を確かめると、先ほどまで全裸だったはずが、服を着せられている事に気がついた。
・・・しかし、着てきた制服ではなく、来たことのないTシャツと短いスカート姿だった。
下着も着ているようだ。・・・このまま帰してくれるのだろうか?それとも・・・?

 と、突然部屋のドアが開き、自分をここまで連れてきた例の背広姿の男が入ってきた。
お盆に載せられた飲み物とパンを手にしている。
男性「・・やぁ、お目覚めのようだね」
ミカ「・・・早く帰して!!」
男性「まぁまぁ、そう怒らないでくれよ。君にはまだ実験に付き合ってもらわなければならないからね」
ミカ「!!!」
男はミカの拘束されているベッド脇にある小さい机にお盆を置いた。
男性「さあ、これを食べて。次の実験に移ろうと思う」
ミカは食べ物には目もくれず、男に質問を浴びせた。
ミカ「どうして??どうしてこんな事!!・・それにあなたは一体何者なの?
こんな事してただで済むと思ってるの!!・・・早く帰して!」
男性「・・・そんなに怒らないでくれよ。・・・さっき説明しただろう?
この研究所は女性器責めの魅力に取り付かれた男達のために作られたんだって。
特にクリトリス責めが中心のね・・。
・・僕が誰かって??そうだね、研究所の所長とだけ説明しておくよ。君が見事20階までたどり着いたら、その時は僕のことをちゃんと教えてあげよう」
ミカ「・・・どうしたら帰してくれるの??」
所長「一番早い方法を教えてあげよう。・・それはね、・・・20階までたどり着く事だよ。
そうすれば君に対する実験は終了だ。簡単だろ?」
ミカ「ひどいわ!!・・・」
ミカは言葉を失って、とにかく早くここを出たいとそればかりを考えていた。
所長「さぁ、これを食べたら部屋の入り口にあるボタンを押してくれ。
迎えに来るよ。・・・おっと、先に進みたくないからとボタンを押さなければ、
君はこの狭い何もない部屋で一生を終える事になるんだよ。素直に従えば怖い事はしないから、いいね?」
ミカ「・・・」
そういって所長は、ミカをベッドに縛り付けていたベルトをはずすと部屋を出て行った。
ミカは中からこじ開けようとしたが、どうやらこちら側からは開かないらしい。

 何と言うことだ。
このままでは外に出られない。早く帰るためにはあのボタンを押してここから出してもらわなければならない。
・・・しかし、それは同時に次なるオマンコ責めの実験を意味していた。自分から望むような、
そんなまね・・・どうしよう・・・。
ミカは試行錯誤に駆られながら、渇いた喉を潤そうと所長が持ってきた飲み物を口にした。
久々に飲む冷たい麦茶だった。
少し頭がすっきりして、一か八かの作戦を思いついた。
あのドアが開いた隙に、走って逃げ出すしかない。
ミカはそれに賭けることにした。
そして、麦茶を飲み干すと、思い切ってボタンを押したのだった。

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