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若菜さんの作品

こだま


学校って、絶対「グループ」に分かれる。
地味な所、ギャル、がり勉・・・りさはいわゆる
「地味グループ」に所属していた。
そんなリサが憧れているのが繭たちだった。
繭はクラスのリーダー。
その繭と行動している香代・みどり・ゆうこ・千里・咲。
ある体育の日。
突然の腹痛がりさを襲った。
生理痛だった。
教室に駆け込むと、繭たちが携帯やコスメ用品を片手にサボっていた。
(やばい所見ちゃったかな・・・)いくら憧れの繭でも、
こういう場面に遭遇するのは抵抗があった。
そそくさと薬を飲み、教室を後にしようとするりさに繭の
激しい罵声が飛んだ。
「おい!てめぇちくったら殺すからな?!」
体育館に戻ると運悪く担任が繭たちの事を聞いてきた。
何てタイミングだろう。まだ繭の声が頭に響いている。
(でも・・・分からないかも・・・)りさが答えると同時、担任は体育館を後にした。
−放課後ー繭がりさに声をかけた。
「ちょっと付き合って?」いやおうなしに繭にトイレに連れ出されると、
ゆうこ達もいた。
ゆうこ達はりさをトイレの奥に連れ出しいきなり怒鳴り散らした。
「てめぇちくっただろ!」「最悪なんだけど?」
とても冷ややかな声で繭が言った。
「殺すっていわなかった?」

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