ゾロさんの作品

セブンティーン


<11>

 絵里にとって、憂鬱な放課後がやってきた。
綾香に呼び出されているのだ。
 綾香は、もともと絵里のファンだったので、攻めが異質である。
 憧れの先輩を自由にできることで、自分の欲望を満たすことのみに走り、絵里にとっては、
心身共に大変な苦痛である。
 1年生の教室へ行かないといけないのだが、気が重い。

 重い足取りで、綾香の待つ教室へ向かった。教室には、綾香とこの前の裕子がいた。
「遅いよ、絵里!」
 綾香が怒った表情で、絵里をにらむ。
「すみません」
「きゃははは・・・絵里先輩、綾香に叱られてる。おっかし〜い。」
「・・・・・」
「絵里先輩?私には、謝らないの?遅れたくせに。」
「・・・え?私は、綾香さんに・・・」
「私は、関係ないって言うの?私の足舐めたくせに?」
「・・・ああ・・・ごめんなさい・・・でも・・・」
 裕子は、いらいらした表情で、絵里を見ている。
「絵里先輩?こっちきて!」
 絵里は、綾香に助けを求める視線を向けた。
「裕子が来いって言ってるよ。」
 綾香は、裕子にも絵里を自由にさせるつもりらしい。仕方なく絵里は、裕子の前に立った。
「やっと来たね。先輩、態度悪いよ。」
「ごめんなさい・・・」
「綾香のときみたく、すみませんって言えないの?」
「す、すみません。」
「先輩、今日はどんなパンティ穿いてんの?見せてよ。」
「え?いやよ」
「なに?その口の聞き方。」
「ごめんなさい・・・」
「パンティ見せろって言ってるだけでしょ?先輩?」
「でも、学校じゃあ・・・」
「学校じゃなきゃ平気なの?」
「・・・いえ・・・そうじゃなくて・・・」
「いいから、スカート上げてみて。」
「だめよ、できない・・・」
「こうするだけでしょ?」
「きゃっ!いや!」
 裕子にスカートを引っ張り上げられて、パンティが丸見えになった。
「恥ずかしがってないで、手をどけて!こうしてやる」
 ぱちん!
「痛い!」
 裕子にパンティのお尻を平手打ちされた。
「最初から言うこと聞いてれば、お尻叩かれなくてもすむのにさ、先輩?後輩にお尻叩かれて恥ずかしい?」
「・・・もう、許して・・・」
「質問に答えてくださいよ。」
「は、はい、恥ずかしい・・・です・・・」
「反省した?」
「・・・はい・・・」
「先輩も反省したみたいだし、行こっか?」
「そうだね」
「先輩、行くよ。」
「はい」
「綾香の部屋でたっぷり可愛がってあげるね?」
 絵里は、楽しそうに綾香の部屋へ向かう二人の後輩の後をとぼとぼとついて行った。

 非常階段の陰から、三人のやり取りの一部始終をじっと見ていた人影に誰も気づいていなかった。



「とりあえず、絵里先輩のストリップからね。」
 綾香の部屋に着くと、綾香と裕子はベッドに腰をおろして、絵里に最初の命令をくだした。
 絵里は、綾香の後輩奴隷なのに、いつの間にか、裕子が主導権を握っていた。
 後輩達の前で、自分の意思で裸になるのは、矢張り辛い。
「ぐずぐずしてんの嫌いなんだけどなぁ〜」
「あ、はい・・・」
「もっと色っぽく腰振ってみてよ、先輩、ストリップなんだからさ〜。」
「ごめんなさい・・・許して・・・」
 綾香以上に怖い存在になりつつある裕子の態度は、益々大胆になってゆく。
「ぐずぐずしてんの嫌いだって言ってるだろ!こら!」
「は、はい、すみません!」
 絵里は、裕子の剣幕に気おされて、脱ぐ手を早めた。
「最初から、素直に言うこと聞いてろよ!」
「はい、すみません。」
「パンツはいいよ。こっちおいで」
「はい」
 絵里は、パンティ一枚の姿で裕子の前に立たされた。
「さっき、教室でパンティ見せるのいやがったから、今見てやるよ。うれしいか、こら!」
「・・・うう・・・」
「聞いてんだよ!」
「は、はい・・・」
「裕子、ちょっと」
 綾香が心配になって、裕子をなだめにかかった。
「大丈夫だよ。」
「あんまり、ひどいことしないでよ?」
「うるさいよ。綾香、私に指図すんの?」
「そ、そういうわけじゃないけど・・・」
「じゃ、黙ってなよ。それとも・・・」
「ごめん、わかったよ。」
 完全に主導権を握られた綾香は、つまらなさそうに黙った。
「絵里!うれしいかって聞いてんだけど?」
「ああ、はい、う・・・うれしい・・・です・・・」
「可愛がってやるから、こっちこい!」
「はい・・・」
「さっきパンティ見せろって言ったら、嫌がったよね?」
「あ、はい、すみません・・・」
「おっぱい丸出しとパンティ、どっちが恥ずかしい?」
「両方です・・・」
「どっちかって聞いてんだよ!」
「え?あ、あの、ああ・・・」
「さっきは、教室以外なら恥ずかしくないって言っただろ?」
「え?いえ・・・」
「おまえ、ふざけてんのか!?」
 ぱち〜ん!
「いたいっ、すみません、すみません。」
 裕子の強烈な太ももへの平手打ちで、絵里は、怯えた顔で後輩の裕子にぺこぺこ謝った。
「じゃあ、こうやると、どっちが恥ずかしい?手は邪魔!動かない!」
 裕子は、絵里のパンティを少し下げて、陰毛をはみ出させた。尻の割れ目も半分出ている。
「許して・・・恥ずかしい・・・」
「だから、どっちが恥ずかしいか、答えろよ!ばか!」
「うう・・・パンティです・・・」
「何泣いてんだよ!先輩のくせに。これもいいかな?」
 今度は、絵里のパンティを前の布だけ引っ張りあげて、食い込ませた。
「ああん、いや・・・」
「手をどけろ!こら!横から毛がはみ出てんぞ。」
「やめてください・・・」
「これは、どうかな?」
 裕子は、絵里のパンティ越しに蕾を指先で擦った。爪の先で何度も何度も擦った。
「あ、ひ、はぁ・・・く、はぁ、やめて・・・ください・・・」
 絵里は、抗うことができず、されるがままで、意思に反して状態が前屈みになってきた。
 膝が時々かくっとなりながら、目を閉じて、年下からの陵辱に耐えていた。
「気持ちいいの?」
「・・・は?・・・はい・・・」
「おまえ、今、気持ちよさそうな顔してたぞ。パンツ脱いでみろ!」
「はい」
「パンツ見せろ!よこせ!」
「はい」
 裕子は、絵里から手渡されたパンティの股の部分を広げて見ている。
「こいつ濡れてるぜ。しみ作ってやがる。ははは・・・綾香も見てみなよ。」
「ほんとだ!絵里っていやらしい。後輩の指で気持ちよくなってるんだ。」
「うわ、いやらしい臭いがするよ。」
「直接さわっちゃお。うわ、絵里のオ○ンコびしょびしょじゃん。」
「最低!絵里先輩には、罰が必要ね。」
「・・・・・」
「絵里先輩?ヒンズースクワットって知ってる?」
「・・・知りません・・・」
「私、部活で2年生にやらされたんだよね。あったまきたから、部活やめて、私のことしごいた2年のやつ、
きっちりしめてやったけどね。
裸にして、逆にスクワットやらせてやったら、わんわん泣きながら、謝ってたよ。」
「・・・・・」
「じゃあ、教えてあげるね?」
「はい」
「手を前に出して!」
「はい」
「足開いて!」
「はい」
「かかと上げて、爪先立ち!」
「はい」
「膝曲げる!」
「はい」
「もっと!」
「はい」
「そのまま、動くな!」
「はい」
「最初だから、10分で許してあげる。お礼は?」
「はい、ありがとうございます。」


 一分もすると、絵里の膝ががくがくと震えだした。
 必死でこらえる絵里の姿を二人の後輩は、楽しそうに見ている。
 後輩の前で、素っ裸で笑いものにされている絵里の目には、涙がいっぱいたまっていた。
 鍛えられていない絵里は、すぐに限界がやってきた。
「もう、だめ・・・」
 絵里の体が大きく揺れて、床に崩れ落ちてしまった。
「誰がやめていいって言った?」
「すみません・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「何やっても、愚図なのね?先輩は。」
「・・・許して・・・」
「土下座して謝りな!」
「すみません。ごめんなさい。」
 裕子は、屈辱に耐えて、裸で土下座する絵里の頭を踏みつけて、さらに追い討ちをかける。
「お前みたいな愚図な奴隷は、そこの公園で子供達の前で反省させなきゃだめね。」
「ああ、いや!外に出るのは、許してください・・・」
「うるさい!行くよ。絵里先輩の裸のお散歩よ。ははは・・・」
「ちょっと、裕子、まじやばいって。」
「綾香、お前もいちいちうるさいね。」
「だって、ご主人様に叱られちゃうよ。そんなことしたら・・・」
「お前のご主人様って誰さ。」
「え?あっと、美咲様だけど・・・」
「美咲って人、どんな人?」
「V女の中等部だけど・・・」
「え?綾香のご主人様って中学生?きゃははは・・・お前、馬鹿じゃん。」
「美咲様は、特別だよ・・・」
「お前、中学生の美咲を様呼ばわりしてんの?信じらんない。心配すんな、私がしめてやるよ。」
「裕子、やめた方がいいよ。ほんと、悪いこと言わないから・・・」
「何?お前、ふざけたこと言ってんなよ。私が、負けるとでも思ってんのか?」
「ごめん、そうじゃないけど、なんかね・・・」
「気にすんな!絵里先輩の公園デビュー、手伝えよ。」
「やめた方がいいような気がするのよね。」
「お前、いちいち引っかかる言い方すんなよ。中学生相手にびびってねえで、絵里先輩の首輪用意しろよ。
犬のお散歩だよ。」
「首輪なんか、無いよ。ねえ、やめようよ。ね?裕子。」
「まじむかつく。絵里先輩の代わりに綾香にするか?」
「ごめん、謝る。謝るけど、やめてよ。お願い。お願いします。」
「お前、変じゃん。そんなに、美咲って子が怖いのか?」
「うん、まじ怖い。白状するけど、裸で土下座しろって言われたら逆らえないくらい怖いんだ。美咲様。」
「ふ〜ん、益々面白くなってきたな。よし、その美咲って子を私がしめてやる。綾香を自由にしてやる。」
「そんなことしなくていいよ。裕子がやばいよ。悪いこと言わないから、今日は、帰って!」
「てめえ、ふざけやがって。何びびってんだよ!奴隷の絵里を散歩させるだけだろ?」
「それが、だめだって!」
「うるせえ!こら、絵里!行くぞ!」
 興奮した裕子は、絵里の髪の毛を掴んで、部屋のドアへ引きずって行く。
「あ〜ん、いやです〜、外はいや・・・」
「こら、お散歩に行くんだよ!」
 とうとう、絵里は、裸のまま、アパートの廊下に引きずり出されてしまった。
「あああ、いや〜〜〜!」
 と、次の瞬間、絵里の体は、突然解き放たれた。
 肉のぶつかる鈍い音がした。
 好美?の姿が見えたような気がした。
「絵里、大丈夫?」
 好美が、微笑んでいる。矢張り好美だった。
 好美は、ぼろ雑巾のように弛緩した裕子の体をぶら下げ持ったまま、笑いかけた。



つづく

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