ゾロさんの作品

テニス部のゆみ


<2>
「ゆみ、お前は私の何?」
「はい、私は、奈美子さんの奴隷です!」
「私の言うことは、何でも聞く?」
「はい!奈美子さんの命令には、背きません!」
「よろしい、ははは…」
 奈美子が、満足そうに笑っています。くやしいけど、私も必死です。
「和美、お前は私の何?」
「はい、私は、春奈さんの奴隷です!」
「私に命令されてうれしい?」
「はい!春奈さんに命令されてうれしいです!」
「ははは、こいつ最高」
 春奈は、腹を抱えて大げさに笑っています。和美は半分泣きそうな顔になっています。
「じゃあねえ、とりあえず、お前ら、私たちの足舐めてみ」
「はい!」「はい!」
 私は、靴下を脱いだ奈美子の足にむしゃぶりつきました。
 ザラっとした感触が舌に伝わりました。それに臭い。
 全裸で後輩の足を舐めていることは、できるだけ忘れるように目を閉じて、丁寧に舐めました。
「ゆみ、私の目をみて舐めるのよ」
「あ、はい」
 矢張り、屈辱から逃げることはできないのです。
全裸で後輩の足を舐めている事実をはっきり認識した上で忠実に命令をこなせということなのです。
 奴隷として使えるご主人様が上級生なら、まだ素直になれるんですけど、同級生でもくやしいのに、
後輩の奴隷は、たまらなく辛いです。
 満足そうに見下ろす奈美子の目を見ながら、奈美子の足の指の股を舐めます。
 ああ、私は、奈美子さんの奴隷なんだ。
 かつていじめていた奈美子さんに逆らえないんだ。
 レギュラーの奈美子さんがよろこんでいるんだから、これはいいことなんだ。
 どうせ、いじめられるのなら、よろこんでいじめられた方が気が楽だ。
 すごい屈辱なのですが、少しでも自分を楽にするために、前向きな奴隷になろうと努力しています。
 奴隷は、くやしいとか、恥ずかしいとか、辛いとか、悲しいという感情を持ってはいけない、
奴隷は、レギュラーのおもちゃになることを心から喜ばなければならないと再確認しました。
「和美、何泣いてんの?うれしいんじゃないの?」
 となりでは、和美が春奈に叱られています。
「どうなの?」
「う、うれしいです。すみません」
「じゃあ、なんで泣いてんの?」
「泣いていません。勝手に涙が出たんです」
「やる気あんの?」
「ひっ、すみません!」
 和美は、春奈に足でビンタされて、怯えた顔で謝っています。
「ちゃんと、やんなよ」
「はい」
 3年生の和美が、入学したばかりの1年生にこんな仕打ちを受けるなんて、普通では考えられませんが、
実力主義のうちの部では、当然のことなのです。
「あ〜、気持ちよかった。もう片方の足も舐めさせよう。奴隷、チェンジ」
 今度は、春奈の足を舐めさせられるのです。
「ゆみ、私は誰?」
 春奈は、椅子に座ったまま、少し前屈みになって、全裸で正座している私に自分の顔を近づけて、
楽しそうにいいました。かすかに匂った口臭が子供っぽいです。
「はい、レギュラーの春奈さんです」
 私は、春奈に唾がかからないように気をつけて返事をしました。
「じゃああ〜、ゆみは何?」
「わ、私は、春奈さんの奴隷です」
「はい、よくできました。おりこうさんでしゅね〜」
 春奈は、私の頭を撫でなでして、笑っています。
 私は、叱られるよりは、マシだと思いましたが、こんな小娘に子ども扱いされて馬鹿にされるは、矢張り悲しいです。
 もっとも、その前に全裸で正座していること自体、既にアウトなんですけどね。
「ゆみ、舐めてもいいよ」
「はい」
 舐めてもいいってとこが引っかかりましたが、奴隷なのは、変わりません。
 私は、全裸で、入学してきたばかりの小娘の足を舐めさせていただいているということを正面から受け止めて、
満足してもらおうと思いました。
 和美が舐めていない方の足をささげ持って、丁寧に舐めました。
足の裏まで舐めました。
 舐めるということは、奈美子や春奈の汗や足の汚れや埃を飲み込んでいることなんだな
あと、今更のように思いました。
 つ〜んとした臭いや、汚れを自分の唾液で薄めて飲み込んでいるのです。
 奈美子や春奈の足がきれいになっているってことは、私や、和美がそれを全部飲み込んでしまったからなのです。
 少し、気持ち悪くなってきました。
 春奈さんの足を舐めさせてもらって、うれしいです。
 春奈さんの足を舐めさせてもらって、うれしいです。
 春奈さんの足を舐めさせてもらって、うれしいです。
 自分に言い聞かせるように心の中で何度も呪文のように繰り返し、心を込めて足を舐めました。
「はい、もういいよ」
 もう、自分の唾液の味しかしなくなった頃、春奈からお許しが出ました。
「私の足、美味しかった?」
「はい、おいしかったです、春奈さん」
 美味しくはないですけど、「臭かったです」とは言えません。
「じゃあ、毎日舐めさせてあげるね」
「え?あ、はい」
 毎日は、ちょっとと思いましたが、ここは、春奈の機嫌を損ねるのは、得策ではありません。
「お願いしないの?」
「あ、はい、春奈さん、毎日、足を舐めさせてください」
「ゆみがそんなに言うなら、毎日舐めさせてあげる」
 ああ、とんだお願いをさせられてしまいました。

「ねえ、どっちがよかった?」
 奈美子が春奈に聞きました。
「う〜ん、ゆみの方がまじめにやってたなあ、微妙にゆみの勝ちかなあ」
「そお、私は、言い勝負だったと思う。じゃあ、微妙にゆみの勝ち」
 やったと思いました。一所懸命舐めた甲斐があったと思いました。和美の奴隷にされなくて良かったと思いました。
「じゃあ、第2ラウンドはねえ、」
 え?まだ、あるの?これで決まりじゃないの?
「犬になって芸をさせよう」
「それ、いい。私にやらせて」
 春奈がはしゃいんでいます。
 一方、私たち奴隷は、目の前真っ暗です。
 奴隷は、逆らうことができません。
 レギュラーの命令は、例外なく従わなければなりません。
「お座り!」
 うれしそうな、春奈の声が部室に響きます。
 私たち奴隷は、後輩の前に全裸で和式トイレの姿勢になって、両手を前の床について、
春奈の顔を見て舌を出してはぁはぁと犬の真似をしました。
「黙ってやるの?お前達、犬でしょ?『わん』は?」
「わん」「わん」
「お手!」
「わん」「わん」
「おかわり!」
「わん」「わん」
「ここまでは、簡単だね」
「ちんちん!」
「わん」「わん」
 そんきょして、握りこぶしを胸の前に揃えました。
「どっちのちんちんが犬らしいかな」
「ゆみの方が背筋がちゃんと伸びてていい」
「ほんとだ」
 和美はあわてて背筋をピンと伸ばしました。
「こいつら犬だ。ははは……、恥ずかしくないの?」
「ほんと、お前達恥ずかしくなの?後輩の前でこんなことして……ははは……」
 二人の後輩は、自分が命令したくせに、二人の3年生が全裸でちんちんして舌を出して
いるみっともない姿を見ながら手を叩いて大笑いです。
 気が遠くなるような、すごい屈辱です。
 しかし、私たち奴隷は喜ばなければいけません。
 春奈さんに恥ずかしいことさせていただいてうれしいです。
 奈美子さんに馬鹿にされてうれしいです。
 春奈さんに恥ずかしいことさせていただいてうれしいです。
 奈美子さんに馬鹿にされてうれしいです。
 春奈さんに恥ずかしいことさせていただいてうれしいです。
 奈美子さんに馬鹿にされてうれしいです。
 呪文のように心の中で繰り返し、必死で耐えました。
 和美が、ぶるぶる震えているのがわかります。私が一歩リードです。
「はい、お舐め」
「わん」「わん」
 春奈が手を差し出しました。犬のように手を舐めろということらしいです。
 私たちは、四つん這いになって、春奈の手の平や手の甲を競ってぺろぺろと舐めました。
 春奈の手のひらの豆がすごいです。矢張り、強い人は、努力しているんだと思いました。
 私が、春奈の奴隷なのが当たり前だと思えてきます。
 春奈さんってすごい、私なんかよりずっと上の人なんだ。
 春奈に対して、あこがれのような感情が芽生えました。
「くすぐった〜い」
 春奈は、子供みたいにうれしそうに笑っています。
 奈美子は横で私たち奴隷の無様な姿を見て笑い転げています。
 和美に負けたくありません。和美も私に負けるのはいやなはずです。
 時々動く春奈の手を追いかけて和美よりも多く舐めようと必死です。
 春奈の片手を競って舐めているので、時々和美と頭がぶつかったりします。
 春奈が手の動きを止めると、お互いに春奈の手の中心を目掛けて舐めますので、頬と頬
が密着します。時々、舌と舌が触れることもあります。
 そんなことは、この際気にしてる場合じゃありません。
 同じ手を舐めているので、お互いにお互いの唾を舐めあっています。
「ほら、しゃぶれ」
 春奈が人差し指を突き出しました。
 タッチの差で和美が指を銜えてしゃぶりだしました。
 和美に負けてしまう……私は、あわてて横から指に舌を伸ばして、和美の唇をこじ開け
るように舐めました。
「ゆみ、まて!」
「わん」
 春奈から、待ての号令がかかりました。私は、恨めしそうに春奈の顔を見上げました。
「順番だからね」
「わん」
 私は、和美が春奈の指をしゃぶったり、ちゅうちゅう吸い上げているのを四つん這いの
まま見ていました。
 やがて、和美の口から指が引き抜かれて、私の前に差し出されました。
「ゆみ、おまたせ」
「わん」
 私は、和美の唾液がたっぷりついている春奈の人差し指を口に含みました。
 私は、春奈の指をちゅうちゅう吸い上げました。
 横で見ている和美を意識して、気合が入ります。
 和美より私の方が舐めるの上手いんだから。
 和美より私の方が忠誠心が強いんだから。
 変なライバル心に燃えてしまいます。
 春奈の顔を見ながら、春奈に気に入られるように、おいしそうにしゃぶりました。
 春奈さん、これでいいですか?
 春奈さん、これでいいですか?
 春奈さん、これでいいですか?
 春奈さんの指、おいしいです。
 春奈さんの指、おいしいです。
 春奈さんの指、おいしいです。
 心の中で何度も繰り返して、春奈の目を見て一所懸命しゃぶりました。
 春奈の楽しそうな顔が見えます。まだ子供っぽい顔で全裸の私を見下ろします。
 奈美子の顔も見えます。蔑んだ目で私をみています。
 不意に指が引き抜かれました。
 また、和美にしゃぶらせています。
 すぐにまた、私にしゃぶらせます。
 私と和美、交互に指をしゃぶらせます。
「ゆみと和美、間接キスだね」
「ははは……」
 奈美子と春奈が笑っています。
 私と和美は目を見合わせて、すぐに目をそらせて、赤くなってしまいました。

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