sinさんの作品

えり断章13
この小説はえりさんのえり断章7をからsinさんがリレー小説として書かれた作品です

 打ち上げの余興は、虫が気絶したところで終わった。
不様な上半身のパラパラと、腰を上下させての変態オナニーショーはみんなの爆笑の中、
青山里美が金田えりのクリトリスを指でひねり潰すと、まんこから潮を吹き床を汚して気を失った。
「虫」の「ぐきゃううう」と悲鳴だか歓喜の声だか分からない叫びで最後の笑いを起こして、
後片付けが始まる。

 夜中12時を過ぎたサークル室には、姉ヶ崎奈美枝と男子主力メンバー7人、
それに「虫」こと金田えりが残っていた。
 青山里美は残りたいと言ったのだが、奈美枝は認めなかった。
彼女はここに居る男子メンバーほどにはサークルに貢献してはいない。
あくまで「虫」はサークルをうまく運営するための餌であり、イケニエなのだ。
それにこれから始まる「肉奴隷反省会」は、ヤリタイざかりの男7人による獣欲が解放される場だ。
女の美奈枝が見て楽しいものではない。
しかしエスカレートしすぎて取り返しのつかない事態になるのを防ぐには、冷静な人間が必要だ。
 特に島純一は、顔はハンサムで頭も良いが正確は粗暴で、「虫」を殺しかねない。
何日か前、酔っ払って近所の飼い犬をからかい、吠えられると逆上して殴り殺してしまった。
その上、夜中にえりを呼び出し、穴を掘らせ犬の死体を運ばせ始末するように命じた。
今、えりの首についている赤い首輪は殺された犬のしていた物だ。
 「さあ、これからお前の反省会だぞ」 島が全裸のえりを見てニヤリと笑う。
 えりは先刻までのショーでかなり打ちのめされていうるようだが、誰一人そんな事は気にしない。
 「まずは開会の挨拶だよな。ほら、頼むぜ」
 全裸のまま床に這いつくばっているえりに近づきお腹を蹴っ飛ばす。
小柄なえりは蹴りを受けて体が浮き上がる。
サッカーボールみたいに島のキックがえりを部屋の真ん中に運んでいく。
 「ちょっと待ちなさい」 奈美枝が島を止めた。
 「なんすかあ?」 不満げに振り向いた島。
 「まずはコレよ」とポケットから薬を取り出す。
 「ヤバイくすりじゃないでしょうね」半分うれしそうに聞く。
 「まさか、抗生物質よ。奴隷が怪我しても化膿しないようにね。
昔からいうでしょ、生かさぬよう殺さぬようって」 
そして 「河本君、例のモノ出して」
 河本はロッカーの中から一本のガラス瓶を持って来る。
 「はい、医学部の友人に頼んで新鮮なヤツを手に入れました」
 それには濁った白い液体が満たされていた。
 「さあ、飲みなさい」
 えりは腹を押さえながら顔を上げたが、精液入りの瓶をみて泣きそうになった。
 「な〜に、昔はもっともっと飲んでいたんじゃないの?それとも直接おちんちんからじゃないとイヤ?」
 男子7人が笑う。
 「あなたのためでもあるのよ。これからのムチャな反省会で、もし怪我でもしてばい菌が大変でしょ。
心配してるのよ」
 オズオズと手を出し、奈美枝から錠剤、河本から瓶を受け取るえり。じっとそれを見つめる。
 「さっさとしろよ。そんなもんでビビッてたら、この先耐えられないぜ」 と島が言う。
また江田という学生が 「しょんべんで薄めてやろうか?」 とちゃかすとまたもや笑いが起こった。
 「あと10秒で飲み始めないと、、、」
 ビクッとおびえて、えりは瓶のふたを開けた。
錠剤を口に含み、ドロドロの精液の入った瓶に唇をつけた。
 みんなが見守る中、ごくごくとソレを飲み下し始めた。
 「キモチワリ〜〜」と誰かがつぶやいた。


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