sinさんの作品

えり断章9 
この小説はえりさんのえり断章7をからsinさんがリレー小説として書かれた作品です



 何年か前、キャンパス内に屋内運動場が新設された時にその隣に新しいサークル棟も同時に建った。
すべての運動系と大手文科系サークルがそちらに移り、
今旧サークル棟に居るのは少人数の弱小サークルか有名無実の幽霊サークル、
そしてわたしの所属ずるイベントサークルだけだ。
 活気のない正面玄関から中に入る。振り返らなくても、金田えりは必ずついてくる、という確信があった。
階段を上り目指す部屋に入ると、案の定青ざめた顔色のまま続いて金田えりが入ってくる。
 わざと威圧的に彼女を見下ろす。
黙ったまま強い視線で観察する。
きっと不安でいっぱいなのだろう。
こういう子の扱い方は最初が肝心だ。
オロオロと、どうしていいかわからないように目をさまよわせている。
たまに私のほうを盗み見て声をかけて欲しそうにしてもいる。
わたしは駄目押しに写真ではない、別の紙を取り出し彼女に突きつけた。


                
奴隷宣言       
                         性処理肉奴隷虫2号

 私、金田えりはすべての人権をみずから放棄いたします。
 私の身体はみなさまのオモチャです。
 私の口は言葉をしゃべるためにあるのではありません。
 みなさまの体を舐めてきれいにするための雑巾です。
 私のおっぱいは生まれてくる子供のためにあるのではありません。
 ダーツの的、針を刺す山、みなさまに嬲って遊んでいただくためのものです。
 私のまんこは愛する人とつながるためにあるのではありません。
 みなさまのおちんちんを突っ込んでいただき精液を注ぎ込んでいただくための穴です。
 壊れるまでいろいろなものをぶちこんでいただくためのものです。
 みなさまに喜んでいただくためならすべての事を受け入れます。
 私の心と身体が壊れてもそれは自分から望んで行う事です。

     ***中学2年2組  金田えりこと性処理肉奴隷***   


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